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信用=(専門性 + 確実性 + 親密度)/ 利己心

「信用」は、専門性を高め、約束を守り(確実性)、人と親しくして親密度を高めることで上がる。
 
そして、最も相手に対する信用を高めることにつながるのは、分母にある利己心を抑えること、小さくすること。
 
言い方を変えれば「自分を捨てる」こと、とも言えそうです。
 
この信用の方程式を示されているのは、書籍「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?」で知られる山口揚平さん。
 
とっても本質的な方程式だと思います。
 
ゆえに、この式に該当するようなタスクを実行すればするほど、積み上げれば積み上げるほど、人からの信用は蓄積されていくというと。
 
そんなタスクって、平たくいえば「人に求められていること」だと思ってます。
 
僕が「自分がやりたいことよりも、人から求められていることの方を積極的に選んでみる」という方針で動いているのもこういう理由からです。
 
また、AIの進化によって誰もが一定レベルの「専門性」や「確実性」を手に入れやすくなる中で、相対的に「親密度」、そして「利己心を抑える」といった人間的な要素の重要性が増していく方向だと思っています。
 
これらはAIには代替できない、人間ならではの価値で、これからの時代における信用の源泉として、ますます重要になっていくのではと。