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現実的な内容、現実的な量で「残し」を作らない

「たくさん食べよう!」と欲張ると、食べきれずに「食べ残し」を作ってしまう。
 
こういう状況になると人は自動で罪悪感や自責感のような感情を抱いてしまう。
 
同じように、
 
「今日はたくさんのタスクをやろう!」と欲張るとやりきれずに「タスク残し」を作ってしまう。
 
こういう状況でも、人は自動で罪悪感や自責感のような感情を抱いてしまう。
 
どちらにしても、あんまり自分に対してよろしくないと思います。
 
もちろん周りに対してもよろしくありません。
 
「SINGLE TASK(著:デボラ・ザック)」という本の中にあった以下の言葉はとても印象的だったのでよく頭に残っています。
 
  • 「多忙」であることと「自分は重要な人間である」という認識には、強い相関関係がある
  • 過労と睡眠不足を嘆いてみせることで、自分が必死にやっていることを証明したいのだ
 
これはつまり、人は自尊心のためにタスクを増やしがちということ。
 
これはこれで特性として理解しつつも、経験的に、あれもこれもと欲張るより、現実的な内容、現実的な量で「残し」を作らないようにした方が自分に対しても、周囲に対してもずっといい。