世の中のプロジェクトは「未知の状況」によって4つに分類される
世の中のプロジェクトはその「未知の状況」によって以下の4つに分類することができる。
1)事例が存在せず、前人未到で誰も正解がわからない(例:宇宙開発)
2)成功事例はあるが、そのメカニズムが不明である(例:新規事業)
3)事例もメカニズムも既知だが、当事者にとっては初めてのこと(例:結婚式)
4)何度もやっていることだが、相手が違うと毎回違う展開となる(例:手術)
(出典:紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本)
つまり、世の中ですでに行われていても当事者にとって初めてなら、それは立派なプロジェクトということ。
先日初開催した
をこの4つに分類すると 3)に位置付けられるプロジェクトになると思います。
参考となる事例は存在していたためです。
既にあった事例を参考に色々とアレンジを加えたプロジェクトでした。
この先、2回3回と続いてくとなると「ルーティン」になっていくのでは?と思うかもしれませんが、相手が異なるため毎回違う展開になることから、今度は 4)に位置付けられるプロジェクトとして取り組んでいくことになるイメージ。
プロジェクトではないルーティンの活動って現代においては本当に少ないなと強く感じます。
思うに、プロジェクト推進をしていく人材にとって、最も重要な素養は「未知の状況」を歓迎し、粘り強く「未知を道にしていける力」なのでは。