プロトタイピングを「なるべく素早く行う」
プロジェクト推進をする際に、常に心掛けているのは「プロトタイピング」をすること。
自分の場合のプロトタイピングの具体的な対象は、
- 資料のたたき台をつくってみる
- アイデアのラフスケッチを描いてみる
- コンセプトの仮コピーを書いてみる
- 簡易な構成や設計をざっくりと描いてみる など
とにかく「最初のかたち・たたき台」をつくることで、他の人との会話が生まれ、アイデアが転がり始め、プロジェクトが動き出し本質に近づける、という経験則があるからです。
そしてもう一つ意識しているのは、プロトタイピングを「なるべく素早く行う」ということ。
何故なら、素早くプロトタイピングすることで、リサーチや問題定義、アイデアの考案、テストという各段階で、より多くの価値を見つけることができるから。
素早く行うプロトタイピングを「ラピッドプロトタイピング」なんて言ったりもします。
以上のような理由をふまえ、伴走支援をしている方にプロトタイピングの重要性を説いたところ、「プロトタイピングに注力するようになったことで、プロジェクトが以前よりもよく推進するようになった」というお声も頂いています。
そして、今ではここであらためて言うまでもなくAIの超進歩もあって、プロトタイピングのワークが超絶捗るようになりました。
最初のかたちを作ることも、素早く作ることも。
そして、ある程度の品質も保つこともできます。
複数の人が絡む、複数のプロジェクトを同時並行的に推進をする人間にとってこんなに有難い環境はありません。
ということで、引き続きプロトタイピングベースでプロジェクト推進、プロジェクト伴走の経験値を積んでいきたい所存でいます。